税効果会計とは

「税効果会計」と言う言葉を聞いた事があるでしょうか。税効果会計と言うのは、法人税と言った税金等を、財務会計に照らし合わせ、目的に応じて適切に期間配分させる為に使われる会計処理の事を指しています。

 

現在日本では、財務会計上において、認識時点が費用収益と税務所得計算上の損益とで差異が生じる事が分かっています。こう言った事を受けて、通常財務会計上では、その期の純利益を算出する時に、法人税等の税金を差し引く様にして申告するのですが、この税金の金額が必ずしも今期における金額であるとは確信できない為、今期の経営成績が適切ではないのではないかと言う批判が有った様です。そうなると、会計処理上、金額が合わなかったり不具合が出て来たりする可能性が高くなります。

 

こう言った問題を起こさない為、また解決させる為に「税効果会計」と言う会計処理が導入される事になったと言う経緯が有った様です。

 

税効果会計が導入された経緯は分かった物の、具体的に「税効果会計」で行う会計処理がどう言う物かと言うとよく分からない人が多いのではないでしょうか。少し具体的に説明すると、例えば未来の法人税等の支払が減って行く要因となっているのが、今期以前に発生している場合は、繰延税金資産として計上されるようになります。その逆として、未来の法人税等の支払いが増えていく要因となっているのが、今期以前に発生している場合は、繰延税金負債が計上される様になると言う事になります。